ぼくは画家としてメシを食う

芸大も行っておらず、絵の勉強もしたことがない男が画家として生きていくための軌跡を綴ります。

ぼくは画家としてメシを食う

Forever,Change

代々木公園に住むホームレスのダンボールを4万円で買って、世界平和の絵を描いたら感動しか生まれなかった!

こんにちは、闘う画家のみやもです。

 

突然ですが、みなさん人生闘っていますか?

羽生結弦選手がオリンピックで2大会連続の金メダルを取り、藤井聡太5段が史上最年少で棋戦に優勝し、同時に初めての中学生6段にもなりました。

今、日本は彼らの闘っている姿に感動し沸きに沸いています。

本当に闘っている人には胸が踊らされますよね。

 

そんなぼくも今回、彼らに負けじと闘いに挑みました。

ぼくは画家なので、「新しいアートの切り口」にチャレンジしたのです。

そして、そのアートはぼくが勝手にライバル視している元SMAPであり、画家の香取慎吾さんへの挑戦でもありました。

 

ぼくはこの新しいアートの切り口に挑戦することで香取さんの作品を超えたいと思ったのです。

 

きっかけは香取さんがダンボールに絵を描いていること知ったこと

ぼくは香取さんが好きです。

特に「新しい地図」が生まれてからめちゃくちゃチェックしています。

ネットTVに革命を起こした72時間ホンネテレビは8割くらいリアルタイムで観ていたと思います。

香取さんのインスタグラムは常にチェックしていますし、あまりSNSにいいね!を押さないぼくですが、高い確率でいいね!しています。

 

それで以前、香取さんのレギュラー番組のおじゃマップを観ていたら、なんと香取さんの(第二の)自宅にカメラが潜入していて、その時に香取さんのアートが映ったんです。

そのアートを見たザキヤマさんが「この作品なんて『ダンボール』に描いてるじゃないですか!」と言ったんですね。

それを聞いた時、「ダンボールにアートを描くなんて面白いな試みだな」とぼくは素直に思ったんです。

うろ覚えなのですが、香取さんはたまたま落ちていたダンボールを拾ってきて、それにアートを描いたと何かの媒体で書かれていたと思います。

 

それがキッカケで「ぼくだったらどんなダンボールにどんなテーマのアートを描くだろう?」という「問い」が生まれました。

ぼくは香取さんへの対抗意識が剥き出しでした。

 

ホームレスのダンボールにアートを描きたい!テーマは世界平和だ!

それからぼくはずっとその問いについて考えていました。

 

そして、ある日の夜に閃いたのです!

「そうだ!ダンボールと言えば、ダンボールで家まで作ってしまっているホームレスさんがいるじゃないか!」と。

「ホームレスの使ったダンボールにアートを描く」なんて聴いたことありません。

これは興味深い切り口じゃないかと直感が走りました。

 

あとは、大事なのはテーマです。

 

ぼくはこれも散々考え込んだ挙句、「世界平和」に決めました。

それには明確な理由があります。

ぼくは絵の学校も行っておらず、画家として活動してまだ4ヶ月の駆け出しです。

しかし、その短いキャリアの中でもつくづくアーティストという人種は「世界平和を望むこと」が最低条件だと思いました。

 

なぜなら、アーティスト活動はある程度社会が平和でないと成り立たない職業だからです。

戦争のある国では選択肢が減らされていきます。

そして、一番最初に切り捨てられるのは娯楽要素の強いアーティスト業です。

だからこそ、ぼくは「世界平和」という大きなテーマでアートを描かなければならないと思ったのです。

 

3年前ホームレスの月収が4万円だということを知る。

ぼくはこのアートをやりたいと思った時、ホームレスさんからダンボールを譲ってもらうのではなく、「購入する」と決めていました。

ぼくは今まで70作以上の作品を描いていますが、毎回ちゃんとキャンバスを買って絵を描いています。

ホームレスさんのダンボールは、ぼくにとってそのキャンバスに当たりますから、購入するのは当然の行為だと思ったのです。

 

しかし、「いくらでキャンバスを譲って頂こうか?」を本当に悩みました。

その時、昔の記憶が蘇ったのです。

 

ぼくは3年以上前にカメラマンの友人と美容師の友人と手を組んで、「渋谷のホームレスの髪の毛を無償で切り、その模様をアート写真に納める」というプロジェクトを行ったことがあるんです。

ぼくは何の技術も無いので髪を切ってもらいたいホームレスさんをナンパし、髪を切ってる最中ひたすらホームレスさんと話すという役割でした。

 

その時に、ぼくはホームレスさんとずっと世間話をしていて、ホームレスさんが月収4万円で生活をしていることを知ります。

(ちなみに、このプロジェクトの写真は「ホームレスカット」と名付けられ、カメラマンの友人が撮った写真はイタリアのPhoto Vogueに掲載されるほど反響がありました。)

 

アノ時はホームレスさんの月収に対して「へー」くらいしか思わなかったのですが、今になってそのことを思い出し、ぼくは大きな決断をしました。

「世界平和という壮大なテーマでアートを描くなら『ホームレスさんの1ヶ月の生活を救う』くらいの金額でダンボールを買わないといけないだろう」と思ったのです。

 

2月17日。ぼくは立ち上がり、挑戦した

そして、2月17日、ぼくは立ち上がりました。

「今こそがそのアートに挑戦する時だ。」

そう思ったのです。

奇しくもこの日は、羽生結弦選手が2大会連続の金メダルに輝いた日であり、藤井聡太さんが棋戦で史上最年少で優勝し、最年少中学生六段が誕生した日でもありました。

 

ぼくは銀行から4万円を下ろしました。

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そして、お金だけだときっとホームレスさんにドン引きされると思い、差し入れとしておにぎり2つと冬真っ只中ですから温かいお茶、それとビールを購入しました。

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ぼくはお金の入った封筒と差し入れをバッグに入れ、代々木公園に向かいました。

ぼくの心はとても熱く、活力がみなぎっている状態でした。

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休日の家族連れや旅行客で賑わっている代々木公園を歩き回り、ホームレスさんを探します。

 

すると、代々木公園のゴミ箱の横にホームレスさんらしき男性を発見、ぼくは勇気を出して声をかけました。

「こんにちは。私、宮森と申します。あなたはホームレスさんでしょうか?」

 

男性は「そうだけど。」とぶっきらぼうに答えました。

そこからぼくは画家であることを明かし、自分の新しいアートの切り口に対する説明とその想いを力強く語りました。

そして、そのために「ダンボールを購入させてほしい」とはっきりと申し上げました。

 

しかし、残念ながら断られてしまいました。

ホームレスさんは「申し訳ないけどダンボールは渡せない。お金じゃないんだよ。」と言っていました。

ですが、「オレは無理だけど、アッチの方にもホームレスの家がたくさんあるから。アイツらだったら売ってくれるかもしれないぞ。」と教えてくれました。

 

このホームレスさんはダンボールは売っていただけませんでしたが、ぼくに情報をくださったんです。

ぼくはその優しさに感謝し、ホームレスさんが教えてくれた場所に向かいました。

しかし、それからも2回連続で断られてしまいます。

 

そのホームレスさん達も「お金じゃないんだよ」と言い切っていました。

でも、前述のホームレスさんと同様「アッチの方にいるホームレスだったら譲ってくれるかもしれない。」とぼくに情報を教えてくれたんです。

「ホームレスってみなさん優しいな」と素直に思いました。

 

ホームレス歴6年のウエダさんとの出会い

ぼくがホームレスさんに教えてもらった方角を歩いていると4人組のホームレスさんが集まっておしゃべりをしていました。

 

ぼくはその集団に走って近づいていき声をかけました。これが4度目の声かけです。

「こんにちは、画家の宮森と申します!」

 

ホームレスさん「んんー、画家のアンタがオレらに何の用だい?」

 

みやも「その前にみなさんは、ホームレスさんでよろしいですか?」

 

ホームレスさん「そうさ、オレらはホームレス。この近くにずっと住んでいるんだ。」

 

ぼくはホームレスさんと確認できた瞬間にスイッチを切り替え、先ほどと同様熱く自分の新しいアートの切り口について語りました。

 

すると、一人のホームレスさんが「そういうことか。分かった。ダンボールならウチにたくさんあるから好きなのを持ってけよ。お金はいいからよ。」と言ってくださったんです。

 

ぼくは「ちゃんとお金は払わせていただきます。ただ、その前にこれをぜひ受け取ってください。」と伝え、さっき買ったおにぎり2つとお茶、ビールを差し出しました。

ホームレスさんは「こんなの貰っていいのかい?!」と驚きつつもしっかりと受け取ってくださいました。

 

そして、そのホームレスさんは周りのホームレス仲間に「〇〇さん、あんたビール好きだったよな?これ飲みなよ。」、「〇〇さんにはおにぎりだ。」と配り始めたのです。

ぼくはその光景を見て「何て心の優しい人なんだ」と感動してしまいました。

 

ホームレスさん「兄ちゃん、家に案内するから付いてきな。好きなダンボール持っていっていいから。」

 

そう微笑みながら、ぼくのアート活動に快く協力してくださったのはホームレス歴6年のウエダさんです。

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ウエダさんの自宅は代々木公園でも、道路沿いに面した所にありました。

「ここがオレの家だよ、全部ダンボールで作ったのさ。」と屈託の無い笑顔を浮かべるウエダさんはとても素敵でした。

 

そして、ウエダさんが見せてくれたたくさんのダンボールの中で自分好みのダンボールをぼくは選びました。

すると、ウエダさんが「ダンボールの大きさはどうするんだい?」と聞いてきたので、ぼくは「これくらいの大きさがいいですね」とダンボールを指差しながら伝えました。

 

ウエダさんはニコッと微笑みながら

「じゃー、オレが切ってやるよ」と言い、なんとハサミではなく、包丁を取り出したのです。

 

ダンボールを切るのに包丁を使うなんてホームレスさんってワイルドだなー。笑 

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ダンボールを切ってるウエダさんの後ろ姿は男らしくて最高にカッコイイです。

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それでできたダンボールがこちら!

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めちゃくちゃ大きい!!!

ウエダさんのおかげで、見事「世界平和」をテーマにするのにふさわしいダンボールキャンバスができました。

本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

 

若者に「オレのような人間になるな」と伝えるために道端に住み続けるウエダさん

そこからウエダさんと話をしました。

その中でぼくが特に印象に残ったのが、「ウエダさんが家をわざわざ道端に建てた理由」です。

代々木公園であれば、目立たない森林の中に家を構えれますし、たくさんのホームレスさんはそうしています。

 

ウエダさんはあえて人通りの多い道端に家を建てたのです。

なぜなら、原宿に集まる若者たちに自分の姿を見せて「オレのようになるな」と思ってほしいから。

ウエダさんは自らが見せしめとなり、身体を張って未来ある若者たちに静かにメッセージを伝え続けているのです。

 

ぼくはこの話を聞いて本当に感動しました。

そして、「ウエダさんのダンボールを買いたい!あなたのモノには4万円を出す価値がある!」と素直に思えたのです。

 

ぼくは封筒を取り出し、ウエダさんに「あなたのダンボールを購入させてください。あなたのダンボールだから買いたいんです。」と伝えました。

ウエダさんは「お金はいいよ!ダンボールならいくらでも譲るからまたいつでも来てくれよ。」と応えました。

 

みやも「いいえ、ダメです。ぼくはキャンバスにお金を支払うようにあなたのダンボールを買ってアートを描きたいんです。」

 

ウエダさん「お金じゃないんだよ。アンタはイイ人だから譲らせてくれ。」

 

そんなやり取りを6回ほど繰り返し後、ウエダさんはニッコリ微笑みました。

ウエダさん「オレもかなりの意地っ張りだが、アンタの意地っ張りは相当だな。分かった。ダンボールを買ってくれよ。」

 

みやも「ありがとうございます!!ウエダさんのダンボールを買わせて頂けてぼくは本当に嬉しいです!」

 

ぼくは封筒をウエダさんに渡しました。

 

ウエダさんは中身を確認すると驚きながら言いました。

「こんな大金。本当にいいのか?」

 

みやも「いいんです。ウエダさんのダンボールにはそれだけの価値があります。」

 

ウエダさん「...。そうか、分かった。それじゃありがたく頂くよ。」

 

その瞬間、ウエダさんとぼくの間には平和の空気が流れました。

 

みやも「それじゃ代々木公園で適当な場所を探して、今すぐアートを描いてきます。」

 

ウエダさん「ここで描くのか。それじゃ丁度イイ場所があるよ!」

 

 なんとウエダさんは絵を描くのに適した場所までぼくに案内してくださったのです。

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ぼくはウエダさんの思いやりに何度も感謝を述べました。

 

世界平和に相応しいモチーフが浮かび、夢中で創作に励んだ!

そして、創作活動に取り掛かりました。

実はぼくは「世界平和」というテーマは決めていましたが、モチーフを全く決めずに今日を臨んでいたのです。

 

しかし、「このコンディションならきっとイイ作品が描ける」、そんな確信にも似た自信がありました。

 

ぼくは今日のウエダさんとの会話や自分の過去の体験を思い返しながら、ジッとイメージを膨らませました。

すると、「これしかない!」というモチーフが頭に浮かんだのです。

そこから夢中になって筆を走らせました。

 

そんな中、ウエダさんが戻って来て声を掛けてくれました。

 

「今日は寒いからよ。絵を描いてる最中必要だと思うから。」

そう言ってぼくに飲み物を差し入れしてくださったのです。

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「ウエダさん...。つくづく、なんて優しい人なんだ。」

そう思いながら、涙ぐんでしまいました。

 

ウエダさんが去った後、すぐに空が雲りがかってポツリポツリと雨が降ってきました。

 

ぼくは「マジか!!!こんなタイミングで。。。せっかくのダンボールが濡れてしまう。」 と焦りました。

すると、ウエダさんが再び戻ってきて、ぼくに傘と服が地面で汚れないようにと毛布を持ってきてくれたのです。

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「ウエダさんカッコよすぎ。。。」

 

そこから寒空の下で創作活動を続けました。

しかし、季節は2月、外での創作は本当に堪えます。

全身がブルブルと震え出し、指の感覚が無くなってきました。

そして、再び雨がポツリと降り出したのです。

 

ぼくは「マズイ!!!これじゃダンボールが濡れる。あと、もう身体が限界だ!」と感じました。

本当であれば代々木公園でアートを描き切れれば理想なのですが、根性の無いぼくにはそれができませんでした。

 

ぼくには「このアートを一刻も早く描き切りたい」という気持ちがあったので、すぐにタクシーに飛び乗り、アトリエ(自宅)に帰り、創作をし続けました。

 

作品が完成。一つ一つの家族が平和であることが世界平和につながる

そして、空が黒くなった頃。

ついにぼくの「世界平和」の作品が完成したのです。

 

 

 それがこちらです!!!

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(撮影場所:USED&NEW CLOTHING STOR _&Co.

 

いかがでしょうか?

 

これはぼくの家族の絵です。

ぼくは20代前半の頃からマザーテレサに強い影響を受けています。

彼女の言葉の中でずっと好きなのが、

「世界平和のためにできることですか?家に帰って家族を大切にしてあげてください」です。

 

一つ一つの家族が平和でない限り、世界平和が実現することはありえません。

ですから、ぼくは世界に一つしかいない「自分の家族」のアートを描いたのです。

ぼくは家族のことが好きですし、父や母や兄弟にお世話になっているのでとても感謝しています。

そのイメージをアートにしたらこのようになったのです。

 

このアートは「World peace is from family(世界平和は家族から)」と名付けました。

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この記事を読んでいるみなさんにも家族がいると思います。

もし、家族とうまくいってない方は自ら行動を起こし、家族に優しい言葉を投げかけたり、小さなコトでいいので喜ぶことをしてあげてください。

何かが変わるかもしれません。

家族とうまくいっているみなさんは引き続き、その愛を言葉や行動で表していってください。

 

この作品を見たみなさんが自分の家族のことを思い出し、少しでも大切にしようと感じてくださったら、ぼくはとても嬉しいです。

 

痴漢を二度助け、子供を泣かす親を叱れるウエダさん

翌日、ぼくは出来上がった作品をウエダさんに見せに再び代々木公園を訪れました。

ウエダさんは丁度、家に戻って来ていて、ぼくは「ウエダさん、昨日は本当にありがとうございました!」と声を掛けました。

 

ウエダさん「おぉー、来ると思っていたよ。実は昨日の夜、全然眠れなかったんだ。やっぱりあんな大金はもらいすぎだと思ってさ。だから、やっぱりこのお金は返させてほしい。」

 

ぼくはそれに対してNOと応えました。

そして、昨日は話しできなかった「ホームレスさんの月収が4万円であることを3年前に知ったこと」、「ぼくの絵のテーマが世界平和であること」をウエダさんに力強く説明しました。

すると、ウエダさんは胸をホッとなでおろし、納得してくれました。

 

ぼくは続けました。

「ウエダさん、ぼくは昨日、あなたが本当に優しい人だと確信したんです。

ぼくの渡した差し入れをすぐに仲間たちに分け合う姿を見て、わざわざ自分の家を人通りの多い道端に建てた理由を聞いて、本当に感動しました。

あなたなら自分のためだけでなく、周りの人のこともちゃんと考えてお金を使ってくれる。

そう思えたのです。なので、このお金はウエダさんの好きに使ってください。」

 

ウエダさんはぼくの言葉に深く頷いてくれました。

 

そして、今までの自分の人生を懐かしむように話をしてくれました。

 

ウエダさんがこの代々木公園に住んでから、痴漢を二度見かけ二人の女性を救ったこと。

しかも、ウエダさんは罪を犯した人を警察に連れていかず、「これは人としてやっちゃいけないことなんだ。」と諭し、その人のその後の人生も考えて被害女性に「今回だけは(この人を)見逃してやってほしい」と頭を下げ、警察沙汰にはさせなかったそうです。

ぼくはこのウエダさんの行為に深い優しさを感じずにいられませんでした。

 

また、ウエダさんは道端で子供を泣かしてる親を見つけたら、「子供だけは悲しませないでほしい。」と叱り、お腹を空かせている仲間を見つけたら自分のお金でラーメンを買ってきて振舞ったりし続けているそうです。

 

ぼくはこの話を聞いて、「ウエダさん、カッケーーー!!!」としか思えませんでした

 

人格は収入ではなく「お金の使い方」に比例する

昔、ネットで「収入の大きさと人格は比例する」という発言を見かけました。

一見、すごく正しそうに聞こえますが、ぼくはどうしてもこの考えに納得がいきませんでした。

なぜなら、収入をかなり得ている人でも、人間として人格が著しく欠如している人を見てきたし、お金持ちじゃなくとも素晴らしい人格の人に出会ってきたからです。

 

ぼくがずっと抱えてきたこの違和感はウエダさんと出会ったことで、解決されました。

人格は収入に比例するのではなく、「お金の使い方」に比例するのです。

いくらたくさんのお金を稼いでいても、そのお金の使い方が自分のことばかりで周りを幸せにするような使い方でなければ、その人の人格は欠如したままです。

ですが、収入がそれほどなくとも、周りのことをしっかり考えてお金を使える人は人格的にも素晴らしいのです。

そう、たとえホームレスでも自分のお金で仲間にラーメンを買ってあげられるウエダさんのように。

 

ホームレスも普通の人と変わらない

みなさんは、ホームレスと聞いて今までどんなイメージを抱いてきましたか? 

 

もし、ホームレスについて良くないイメージ持っていたとしたら、ウエダさんのような素晴らしい方もいるのだとぼくは知ってほしいのです。

 

ホームレスにも良い人もいれば、悪い人もいます。

しかし、一般人も、お金持ちもそれは変わりませんよね。

ですから、ホームレスも普通の人であり、みなさんと何ら変わらないのです。

 

世の中にはなぜかホームレスのことを見下したり、嘲笑したり、差別したりする風潮がまだまだ残っています。

今回のこのブログによって「ウエダさんのようなホームレスがいること」を少しでも知ってもらい、ホームレスに対するイメージが変わることを願います。

そして、世界平和に一歩でも近づくことをぼくは強く望みます。

 

カッコイイじゃねえか

ぼくは「ぜひ、作品の感想をください」と言い、作品を包んでいたバスタオルを剥ぎ取り、ウエダさんに見せました。

 

ウエダさんは作品を見た瞬間、ニッコリと笑いジワを作り、

 

「カッコイイじゃねぇか。」

 

そう言ってくれたのです。

 

ぼくは今まで絵の感想をいただいた時、「すごい絵だね。」とか「色使いにセンスを感じるね。」と言われてきました。

これらの感想はとてもありがたくて、嬉しいことです。

ただ心の奥では「カッコイイ」と言われることを望んでいたのです。

 

奇しくも、ぼくの作品に対してカッコイイという感想をくださったのはウエダさんが初めてでした。

ぼくの作品に最上級の褒め言葉をくださって本当にありがとうございます。

 

ぼくの見える世界は今、平和です。

そして、とてもカラフルです。

 

ウエダさん「またいつでも遊びに来てくれよ。24時間暇しているから。」

 

みやも「必ず来ます。次はお酒を飲みながら話しましょう。」

 

ぼくに初めてホームレスの友人ができました。

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-完-

 

終わりに

みなさん、ぼくの今回の挑戦はいかがでしたでしょうか?

 

正直、チャレンジの前日は不安で仕方ありませんでした。

ホームレスさんはこのアートの切り口を受け入れてくれるだろうか?ぼくがやろうとしてることはイケナイことなんじゃないか?

そんなことが頭にずっとグルグル浮かんでいたのです。

 

しかし、ウエダさんと出会えて、全てが覆り、本当にこの挑戦をして良かったと思えたのです。

 

ぼくは途中から香取慎吾さんのことさえも忘れていました。

香取さんが以前、おっしゃってたように「アートは自由」であり、勝ち負けではないと心から思えたのです。

そして、アーティストは「ただ自分のアートを追求していくだけなのだ」と今は感じています。

これからもぼくは自分のできるアートを追求していく所存です。

 

それで、これはぼくからの本当に自分勝手なお願いがあります。

ぼくは今、自分の画家活動を応援してくださる「年間サポーターを募りたい!」というクラウドファンディングを実行しています。

 

もし、今回の記事に強い共感をしてくださった方の中でぼく自身に「可能性」を感じてくださった方がいましたら、ご支援をお願いできないでしょうか?

ぼくは画家を始めて4ヶ月の本当に駆け出しですが、これから画家としてがんばっていきたいという気持ちがあります。

 

このブログにクラウドファンディングのことを書こうか本当に迷いました。

ただ、クラウドファンディングを実行しているからこそ、今回の挑戦ができた部分もあるし、何よりウエダさんに出会うことはありませんでした。

 

なので、勇気を出して書きます。

(去年の暮れに今回のアイデアが浮かび、いつかやりたいとずっと思っていました。なので、「クラウドファンディングのために行ったことではない」ので、そこだけ勘違いが無いようお願い致します。)

もし、ぼくの画家活動に可能性を感じてくださった方はぜひご支援をよろしくお願い致しますます。

こんなぼくにお力を貸してください。

ラッパーを2ヶ月で諦めた無名の画家 宮森はやとの年間サポーターを募りたい! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

 

ただ、ぼくの一番の気持ちは今回のアートを通して、「ウエダさん」というホームレスさんがいることを世の中に知っていただくことです。

なので、この記事が一人でも多くの人に読まれることを望みます。

 

今回の挑戦中の自分はとてつもなく自由でした。

31年の人生でこんなに自由で感情が高まったことはありません。

 

嬉しかったです。すごく嬉しかったです。

こんな体験をさせてくださったウエダさんに深く感謝します。

 

つい最近、「人間はいつ死んでもおかしくないんだ」と思わされる出来事がありました。 

ぼくはこれからも後悔を残さぬように自分のやりたいことをやっていこうと思います。

 

これからも引き続き地道に画家活動を行っていきます。

 

それでは今日はこのへんで。

 

わっしょい!

 

【追記】

ウエダさんとの出会いがぼくの根本の価値観を変えてくださいました。

短文ですが、読んでいただけると嬉しいです。

【ご報告】宮森はやとはブログ収入をいただきません - ぼくは画家としてメシを食う