こんにちは、画家のみやもです。
昨日、ぼくは「有料ファンレター」っという新しい試みを行ないました。
関連記事:宮森はやとの画家活動を応援できる有料ファンレターを始めました!
ファンレターにお金を介在させることで、クリエイターに自分の気持ちを伝えるのと同時に、その行為自体が「クリエイターの創作活動の応援にもなる」という斬新な仕組みです。
とはいっても、ぼくはプログラミングを出来ないので、ちゃんとしたシステムではありません。
無料でウェブショップが作れるBASE でファンレターを200円、500円、1000円の3種類で販売し、決済の際の「備考欄」に手紙を書いていただくという風に工夫をして仕組みを作ったんです。
実際のショップを見てもらうのが一番わかりやすいと思います。
っで、この有料ファンレターを行った結果、実に6名の方に合計3900円の支援を頂くことができたのです。
これには本当に嬉しい気持ちで一杯です!
はじめの2時間は誰からもファンレター来ず!
誰もやっていないこんな新しい試みに6名のみなさんが手を挙げてくださったお陰で有料ファンレターも良いスタートが切れました。
しかし、はじめの2時間は誰からもファンレターを贈っていただけず、ガチでヒヤヒヤしていたんですよ。笑
正直、この時間は「ぼくって間違ってたのかもしれない」っと自己不信に陥ったり、自分の力の無さに呆れ返っていました。
ですが、そんな沈んでいた時に陶芸家のユキガオさんが初めてファンレターを贈ってくださったんですね。
☑︎応援の気持ちを伝えたいけど、どうしたらいいか分からない…
— ユキガオ (@yukigao_22) 2018年1月11日
☑︎作品を買いたいけど、そこまでの金額が出せない…
そんなファンにとって、画期的な仕組みだと思う。
少なくとも「応援しています」としか言えなかった私には、とてもありがたい。
https://t.co/AEesSDrhYf
ぼくは「宮森はやと有料ファンレターを始めるも一通もファンレター届かず!」っというブログを考えていたくらいなので、BASEから購入通知のメールが来た時は、スーパーマリオのように飛び跳ねてしまいました。笑
そして、すぐに続いてプロブロガーのケイタさんもファンレターを贈ってくださったんです。
僕は今めっちゃ酔ってる。だから、あまり記事を読まずにノーメッセージで支援してしまった。
— 沖ケイタ@仮想通貨 (@namakemono0309) 2018年1月11日
賛否両論あるかもですが、僕はこれで良いと思ってる。
僕はラッパーでも画家でも関係なしで宮森さんに支援してる。
僕は宮森さんの生き様に反射的に支援してるんだ。
メッセージは飲んだ時に語り合えばいい。 https://t.co/qwRagVBnsO
そこから続々とファンレターを贈ってくださる方が現れたっという流れですね。
っで、肝心の有料ファンレターの感想なんですが、もう本当に嬉しいんですよ!
ファンレター頂けるのめっちゃ嬉しい、ヤバイ。
— 画家 宮森はやと(みやも) (@Miyamo_H) 2018年1月11日
たしかに手紙で「応援してます!」とエールを頂けるのもとても嬉しいんです。
しかし、クリエイターというのは作品を作るだけで道具代などでお金がどんどん出て行く職業が本当に多いです。
なので、手紙のエールに加えて「実利的な支援」を頂けるのは味わい深さがまた違うと思いました。
また、ぼくはお金を「エネルギー」だとも思っているので、お金が介在されていることで応援者のみなさんの「体温」を感じれて、とても嬉しい気持ちになったんです。
もう「あいがたい」という気持ちしか湧いてきません。
この体験は味わった人間でないと分からないので、ぜひクリエイターのみなさんには経験していただきたいとぼくは強くおもいます。
クリエイターへの「小さな応援」が活発化される流れを作りたい
そういえばユキガオさんからこんなメッセージを頂いたんです。
宮森さんのこの取り組みは、今後のアーティストやクリエイターにとって意味のあるものになると思っています。
ぼくは画家と名乗り出してから、「どうしたらクリエイターとして生きていけるのか?」っという問いをずっと考えています。
クリエイターの活動源で一般的なのは作品やグッズの販売だと思うのですが、それ以外にもきっと選択肢があると感じていました。
っで、ぼくは小さい頃、浜崎あゆみさんや鈴木亜美さんが好きで彼女たちのCDを全部買っていた少年だったんですけど。
その時に、中高生ながらも「日頃励まされているAyuやアミーゴの売り上げに貢献したい」という気持ちを持ちながらCDを買っていたんですね。
その体験を通して考えてみても、ファン心理として「好きなアーティストに少しでも役立つことが喜びになる」という部分は確実にあります。
当時のぼくはファンレターをAyuやアミーゴに贈りたいっと思ったこともありました。
ですが、「自分の気持ちを伝えるのが恥ずかしい」という気持ちもあって、辞めました。
しかし、もし、そのファンレターが有料で彼女たちの活動に少しでも貢献できるのなら、ぼくは恥ずかしがりつつも彼女たちにファンレターを贈っていたように思います。
今回、ぼくはファンレターをいただいた側ですが、そんな当時の自分の気持ちを思い出しました。
まだ始めたばかりですが、ぼくは「有料ファンレターはもしかしたら、作品、グッズ販売以外のクリエイターの活動源になりうるかもしれない」っと予感がしています。
クリエイターという仕事がある限り、ファンレターというのは消えない文化だとおもうので、便箋代にお金がかかるよりもそのお金がクリエイターの支援につながる方がファンとしても喜びになるのではないかと、クリエイターであると同時に色んなアーティストのファンでもあるぼくはおもいます。
「ファンレターがクリエイターの小さな応援になる」っという新しい概念をもし作れたら、もっとクリエイターも生きていきやすい環境になるとおもうので、その流れを少しでも作っていけたらなと感じてる次第です。
しかし、このようにぼくが思えたのもぼくの新しい試みに手を挙げてファンレターを贈ってくださったみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。
有料ファンレターは引き続き絶賛募集しておりますので、ぼくの活動をぜひ応援くださるととても嬉しいです。みなさんの応援が活力になります。
それにしても有料ファンレター頂けるのは本当に嬉しいんですよ。この体験をたくさんのクリエイターに味わっていただきたいです。
それでは、今日はこのへんで。
わっしょい!