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芸能人のクラウドファンディングを批判する人はCFに種類があることを知らない

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こんにちは、みやもです。

 

最近、炎上案件になって話題のクラウドファンディング(以下、文字数が多いので「CF」と略)ですが。

俳優の真木よう子さん、山田孝之さんといった人気芸能人がCFに参戦したことによって、このような自体になっています。 

売れっ子俳優の山田が資金調達にクラウドファンディングを利用したことに、一部のファンから批判が噴出。ネットには「こういうことする人とは思ってなかった」「露骨にお金を求められると悲しい」「億単位のお金持ってそうなイメージなのに」「芸能人がクラウドファンディング使ってるとズルいと思ってしまう」と、否定的な意見が上がっていた。

 

引用元:山田孝之「新会社の資金調達方法」に批判殺到!? - グノシー 

 

炎上する要因をめちゃくちゃシンプルに要約すると、「芸能人といった金持ちがどうしてCFする必要があるんだよ。自分たちのお金で充分できるだろ。」ということ。

 

この要因には前提として「資金的な余裕がなく、銀行にもお金を借りる手立てがない人がクラウドファンディングすべき」という考えがあるように思います。

たしかにCFは資金不足のクリエイターが資金を調達するための手段として用いることが多々あります。

しかし、CFの役割はそれだけではありません。

 

クラウドファンディングには種類がある

CFには種類があるのです。

資金に余裕がなく資金調達を目的としたファンディングを寄付型クラウドファンディングと言います。(「感謝の手紙を支援者に贈る」と言ったリターンと支援額が見合ってないモノもぼくは寄付型と捉えています)

これが一般的に広まっているクラウドファンディングのイメージですね。

 

しかし、CFには「自分たちの作った製品をもっと世の中の人に知ってもらいたい」という想いから、PR目的で行うケースもあります。

こういったCFを購入型クラウドファンディングと言います(本当はもう一つ、金融型クラウドファンディングというのもありますが、困惑させるので今回は書きません。)

 

購入型クラウドファンディングには製品がありきで、その製品を買いたい、欲しいと思った人がパトロン(支援者)になります。

購入型クラウドファンディングは言わば「製品の予約販売」と捉えてもらえると一番分かりやすいです。

 

ALL YOURSというファンションブランドの購入型クラウドファンディング

分かりやすく例を挙げます。

先月ぼくはALL YOURSというファッションブランドのプロジェクトに支援しました。

関連記事:着たくないのに、毎日着てしまう。クセになるジャケットとパンツが出来ました!! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

 

このALL YOURSは「インターネット時代のワークウェア」というコンセプトの元、スポーツウェアのような機能性があり且つ、おしゃれなジャケットを発明し、そのジャケットのPR目的でCFを行っていたのです。

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キャンプファイヤーからのスクリーンショット

ぼくはこのファンディングをツイッターで知り、丁度ジャケットが欲しかったし、ALL YOURSのコンセプトがとても気に入ったので支援させていただきました。

 

ぼくがCFで支援したメリットはジャケット上下の定価37800円が28000円という割引で買えることでした。

このALL YOURSのように「割引特典」を付けることでたくさんの製品予約を生産前に受注するプロジェクトもCFには存在するのです。

 

彼らがわざわざ製品の予約販売をクラウドファンディングで行うのはキャンプファイヤー(国内最大手のCFプラットホーム)といったプラットホームを活用してSNSの拡散を促し、自分たちだけでは手が届かない客層にリーチさせたいという目的があるからです。

その証拠にぼくはALL YOURSをツイッター経由で知ったし、彼らのプロジェクトはCFを行ったことで1800万円以上の支援を受け、700人以上の顧客を獲得しています。

ALL YOURSがもしCFをしてなければ、これだけの予約受注を獲得出来なかったでしょうし、ぼくがALL YOURSを知ることも無かったでしょう。

この「自分たちの製品の知名度を上げ、顧客層(またはファン層)を広げること」が購入型クラウドファンディングの最大のメリットです。

  

山田さんも真木さんも購入型クラウドファンディングだった

一般的なクラウドファンディングは「お金を寄付してもらう」というイメージがまだまだ強いですが、クラウドファンディングは寄付だけではなく、「製品の予約販売」という購入型も存在するのです。

 

真木よう子さんも山田孝之さんのプロジェクトも寄付型ではなく、購入型クラウドファンディングです。

その証拠にリターンには真木さんの場合は写真集、山田さんの場合はオリジナルデザインのグラスが必ずついてきます。

この写真集、グラスが欲しいと魅力を感じた人だけが彼らのCFに支援すればいいのです。

ですから、芸能人やお金持ちがクラウドファンディングしてること自体を批判することは完全に的外れと言えます。

 

たしかに、資金に余裕ある人が寄付を募るのはぼくも違うと思います。

しかし、今回のケースで言えば、お二方とも自分の製品をPRしたいという気持ちがあり、その手段としてCFを選んだだけなのです。

 

CFには寄付型クラウドファンディング、購入型クラウドファンディングといった種類があることをぜひ知って欲しいです。

ぼくはCFに可能性をとても感じているので、変な誤解で批判されてイメージが悪化するのは残念に思います。

 

アメリカの最大手CFプラットホーム「キックスターター」でも、今日紹介した購入型クラウドファンディングの案件がたっくさん見られます。

 

クラウドファンディング=寄付、資金調達と思ってしまいまちですが、CFには予約販売という機能もあるし、もっとこれからクラウドファンディングは多様化していくように思います。

 

よって、真木よう子さん、山田孝之さんがクラウドファンディングすること自体は何らおかしいことではありません。(真木さんに関しては中止になって残念でしたが、仕切り直してまたCFにぜひ再チャレンジしていただきたいです。)

 

それを知って欲しく今回、ブログを書きました。

 

それでは今日はこのへんで。

 

わっしょい!