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【上映時間わずか30分】映画「ハイヒール」はファッション好きにしかおすすめしない。

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数日前になるのだけど菊地凛子さん主演の映画「ハイヒール」を観てきた。

ぼくがこの映画が気になったのは、ファッションスナップの記事でたまたまハイヒールが取り上げられていて、シャネルとミハラヤスヒロが衣装を提供していることが印象的だったのと上映時間がわずか30分しかないことだった。

 

普通の映画だと最低90分、長ければ3時間は要する。それくらいの時間が無いと映画のストーリーというのはとても語り尽くせない。

それをわざわざ30分で上映するということに単純に好奇心が湧いた。

 

しかし、やはりたった30分のために渋谷まで移動して映画のお金を払うというのに気が引けるのもたしかだった。

そんな時にたまたまSNSで知人がハイヒールを観てきたことを知り、思い切って連絡を取って感想を求めてみた。

すると、その知人が予想以上にハイヒールの感想を熱心に語ってくれたモノだからぼくは俄然興味が強くなって、その日にすぐハイヒールを観に行ったのだ。

 

ぼくは受付に並んで大人料金である1600円を用意していると、受付の方に「800円です」と言われた。

たしかに30分の映画に1600円は取らないよなとぼくは納得した。

 

結論をまず言うと、ハイヒールを観てぼくは良かったと思っている。

たしかに映画自体は本当にあっという間だった。「刹那」という言葉がこれほど似合う映画も珍しい。

しかし、映画に出てくるミハラヤスヒロのハイヒールもシャネルのドレスも物凄く美しかったのだ。

 

ハイヒールのテーマは「こだわり」。主演の菊地凛子さんは靴職人で、そのテーマ通り、こだわり抜いてハイヒールを黙々と作り続けている。

そして、そのこだわりの副産物として、いくつも失敗を積み重ね大量のハイヒールの革切れの山を溜め込み、それを捨てるシーンが何度か出てくるんだけど、その革切れの山さえももはや美しかった。

 

一番印象的だったのが菊地凛子さんが完成したハイヒールを「美しい」、「気に入ってる」とつぶやきながら、ずーっといつまでも眺めてるシーン。

ぼく自身も何百記事と書き続けてきたブログの中で、特に気に入った作品は何度も読み返しては自己満足に浸っている。

だからこそ、あのシーンには「分かる!」と強く共感したし、「これこそがこだわりだ」と思った。

あのシーンを観れただけで、ぼくはハイヒールを観に来てよかったと素直に感じている。
ただ、ラストシーンがちょっと恐い。笑 ホラー映画が苦手な人間には一瞬堪えるシーンだと思う。

 

ぼくは普段ストーリー重視のヒューマン映画ばかり観てるのでストーリーをガン無視してて感性に訴えかける感じが新鮮な映画でもあった。あと、やはり菊地凛子さんが素直にカッコイイ。

 

こうやって、ぼくなりにハイヒールの映画の感想を率直に述べさせてもらったけれど正直、万人にはとてもおすすめできない。

この映画は最低でもシャネル、ミハラヤスヒロというブランドの価値を理解している人が観るべき映画だと思う。

そうでない人が見たら、ただ淡々とストーリーが流れていって「あれもう終わり?」となり兼ねない。

先に紹介した知人がグリム童話のようだった」と伝えてくれたのだけど、まさにそんな感じだとぼくも思った。

 

ファッションが好きな人が観れば、映像も含めて楽しめる映画だと思う。

映画自体は本当にあっという間だけれど、興味がある人にはその刹那な時間もハイヒールの醍醐味としてぜひ味わってほしい。

映画ハイヒールの感想は以上です。

 

それでは今日はこのへんで。

 

わっしょい!