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道端で見知らぬばあちゃんに「ウチの孫探してくれ!」といきなり頼まれた話。

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こんにちは、みやもです。

 

いきなりですけど、みなさん道端で声ってかけられますか?

ぼくは20歳から東京に合計10年くらい住んでた経験があります。

東京で道端で声掛けられるなんて外国人観光客に道を尋ねられるか、知らないおばちゃんに謎のアンケートの協力を迫られるかくらいしかありません。

女性はここに「ナンパ」が加わる程度ではないでしょうか。

 

それでぼくは今、地元の石川県に戻って生活しています。

ぼくは一種のアル中症状になってしまって現在、心療内科に通ってるんです。

そして、それと同時に「健康」に目覚めまして、アルコールで太った体を改善しようとダイエットも始めました。

ダイエットの定番と言えばランニングなワケで、ぼくは天気がイイ日は毎日30分のランニングするようにしているんです。

 

ぼくの家から1キロくらい離れた場所に公園がありまして、その公園まで走って行って、公園をグルグル走り周って帰ってくるコースを日課にしてます。

 

っで、この公園に行く途中によく一人で歩いてる小学生のお嬢ちゃんとすれ違うんですけど、なぜかいつも「お兄ちゃんこんにちはっっ!」と挨拶されるんですよね。

ぼくはいきなり見知らぬ小学生に声掛けられるもんですから、ビックリして「`*++**`>*``**`こんっl;lkにちは!!」ってなってしまうんですが。

とりあえず、すれ違うと挨拶されるんでがんばって挨拶し返すようにしてます。

 

しかし、いくら子供とはいえ道端の見知らぬオッサン(30歳)に挨拶してくるなんて東京では絶対ありえないワケですよ。

東京と違って田舎というのは「人と人との距離が近いな〜」と思わされる出来事です。

 

っで、そんなお嬢ちゃんの何十倍も「ありえないな」とおもう出来事が今日起こったんですよね。。。

 

 

 

ぼくがいつもの公園をランニングウェア着て颯爽と走ってる最中に、まだ小さい女の子を抱っこした見知らぬばあちゃんがぼくの前に現れたんですよ。

っで、ぼくとはまだ20メートルくらい距離が離れてるんですけど、「ちょっとぉぉぉーーーー!!!!」と大きな声で叫んでるんですよね。

 

最初、ぼくは自分に声をかけてるとおもわず、「どうしてこのばあちゃん、こんなに大きい声を張り上げてるんだろ?」とおもったんですけど、周りにぼく以外全く人もいなかったので「あっ、ぼくに声をかけてるんだ!」と察しました。

 

それで見知らぬばあちゃんに止められまして、

「ウチの孫の〇〇太郎がいなくなったんだよ。アンタ探してきておくれよ。」

と、いきなり頼まれ事をしたんです。

 

ぼくは突然のばあちゃんの依頼に事態がまだ把握しきれてなかったので質問しました。

「あっお孫さんがいなくなったんですね。ちなみにどんな服を着て、どちらの方向に行かれたんですか?」

 

ばあちゃん「〇〇太郎は赤い上着を着ててね、後ろに『TAMIKA』って入ってるんだよ。

っで、アッチの方(ぼくが走って来た方向を指差しながら)に走って行ったきり戻って来ないんだよ。アンタ頼むから探してきておくれよ。赤い服だよ!赤い服!」

 

ぼく「はい、赤い服を着てるんですね。わかりました。それでは協力します。」

 

ばあちゃん「オッケー。それじゃアタシは〇〇幼稚園の前の駐車場で待ってるから。よろしく頼んだよ!」

ぼくはここでピクッと違和感を感じました。

 

ぼく「あれ、ぼくだけで探すんですか??」

 

ばあちゃん「そうだよ!それじゃ、よろしくね!」(シュタッッ!)

 

そう言って、ばあちゃんは小さい女の子を抱えて、〇〇幼稚園の駐車場に向かって颯爽と去って行ったのでした。

 

何たるババアマウンティング。。。

こうして一瞬でぼくは日課のランニングから迷子の子供を探すことになったのです。

ぼくは、ばあちゃんの差した方向を頼りに赤い服を着た〇〇太郎くんを探しはじめました。

赤い服を着てるということだったので目立つ色だし、大きな道に出れば「すぐに見つかるだろ」とぼくはタカをくくっていたのです。

しかし、全然見当たりません。

 

ぼくは「赤い服を着た〇〇太郎、赤い服を着た〇〇太郎!!」と呪文のように唱えながら必死に走り回りました。

 

近くに大きな川が流れていたので「もしかして、川に下りて溺れたりしてないよな。。。」と最悪の事態を想像しながら、ぼくは川の方も探しました。

けれど、〇〇太郎はいませんでした。

他にも細い道など、子供が入りそうな道は隅々まで調べました。

ですが、、、

 

「〇〇太郎いねぇぇ。。。」

 

ぼくは、ほとんど無理矢理とはいえ、頼まれ事だったので「見つかりませんでした。」とばあちゃんに伝えにいくのは申し訳ないという気持ちになりました。

だけど、もう探すにも探す宛てがありません。

 

ぼくは仕方なく、ばあちゃんのいる〇〇幼稚園前の駐車場に向かって行ったのです。

すると、道の途中でアノばあちゃんと出くわしました。

そして、「あー良かった!〇〇太郎見つかったのよ!」と開口一番に言われたのです。

 

ぼくは「そうだったんですか!いやーどれだけ探し周ってもいなくて申し訳ないとおもってたんです。とりあえず見つかって良かった!」と、自分が探し周った労力が徒労に終わってしまいましたが、〇〇太郎が見つかったという事実に安堵の気持ちが湧きました。

 

ばあちゃん「アンタと違う道から戻って来たから、すれ違わなかったみたいね。本当にありがとう。ほら、〇〇太郎、アンタからもちゃんと謝りなさい!」

 

〇〇太郎「お兄ちゃん、ぼくを探させてごめんなさい!」

 

ぼくは「いやいや、いいよ。とりあえず見つかって良かったよ。」と〇〇太郎に声をかけました。

しかし、ぼくは〇〇太郎の格好を見て唖然としてしまったのです。

 

なぜなら、、、〇〇太郎の服がめっちゃ黒かったからです。

ばあちゃんから散々赤い服と聞いて、頭の中で「赤い服の〇〇太郎!」と唱えまくりながら探してたのに。どう考えても黒の割合の方が大きい服でした。

ぼくは「全然赤い服ちゃうやんけぇぇぇーーーー!!!」と心でツッコミを入れながら、おばあちゃんと〇〇太郎と別れたのです。

 

ぼくは、〇〇太郎を探すために相当走ったので今日は公園を走るのは取り止めて、自宅に戻り走り出しました。

そして、帰る途中、さっきの不思議な出来事を振り返っていました。

「しかし、見知らぬ赤の他人に自分の孫を無理矢理探させにいくかよ。東京じゃありえないよな。」となぜだかぼくはクスッと笑っていました。

 

ぼくの中で今回の出来事は、「孫のためなら他人にも平気で命令する、田舎のばあちゃんの逞しさ」に感動した出来事として記憶されそうです。

あと、どう見ても黒い服を赤い服と言ったりして「人間の記憶って曖昧だよなー」と改めて考えさせられた出来事でもありました。

 

とりあえず田舎では時に、洗練された都会ではありえない摩訶不思議な出来事が起きるのです。

田舎ってカオスなんですよねー。

 

それでは今日はこの辺で。

 

わっしょい!