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今日はどんな本音を語ろう

オピニオン記事やライフハックを中心に様々な記事かいてます。

Today’s Real intention

Opinion and Lifehack

双極性ブロガーから聞いた精神疾患者が生き残る術。障害年金を堂々と受給せよ

表現者 社会問題

みなさんの周りに精神疾患者の人間はいるだろうか?

 

精神疾患の中でも代表的なのは、うつ病だろう。

日本では、300万人以上のうつ病患者がいると推定されている。

ただ、うつ病患者の4人に3人はきちんと医師の受診をしていないことから、実際にはさらに多くの患者がいるとも考えられている。

 

うつ病の中にも色んな種類があるが、ぼくは今回、双極性障害という精神疾患を抱えているブロガーのほっしーさんとお話する機会をいただいた。

ほっしーさんは、双極性男子のあたまのなかというブログを運営し、まだまだ知られていない双極性障害を社会に伝えるべく、情報発信している。

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双極性障害とは、俗にいう「躁うつ病」だ。

テンションがやたら高くなる「躁」の状態と気持ちが酷く落ち込み、自己否定でいっぱいになる「うつ」の状態が繰り返し押し寄せてくる病気。

ほっしーさんが双極性障害の診断が出たのは2年前で双極性障害2型という判定を受けた。

双極性障害2型というのは比較的軽度の躁うつ病である。ちなみに双極性障害1型が最も重度の障害だ。

 

ご存知の通り、精神疾患者は、身体障害や知的障害などと違って見た目では病気かどうか判断が困難だ。専門である精神科医でさえ判別が付きにくいという。

だからこそ、差別の対象にもなりやすい。

今回は主に双極性障害についてのことをとりあげるが、今日、ぼくがかいた記事によって精神疾患者の理解が増えると嬉しい。

 

双極性障害は具体的にどのような症状なのか?

躁うつ病は気分の起伏がとにかく激しい。

ほっしーさん曰く、躁状態は酔っ払ってる状態に近いそうだ。

もう気分がハイでどんなことでもできるような気になるらしい。

例えるなら、スーパーマリオのスター状態のようなモノ

具体例を出すと、飲酒していないにも関わらず全然知らない人々の集団の輪にいきなり溶け込もうとする人もいるそうだ。

また、いつも引っ込み思案な人が急にクラブで踊り狂ったりすることもある。

このように常人からすると、意味不明な行動を躁状態の時に取る。

また、言葉がかなりキツくなり、他人への当たり方が厳しくなるという。

 

ちなみに、ほっしーさんの場合は躁状態の時に、車の運転で時速60キロオーバーで一発免停を食らったりしたそうだ。

30キロオーバーが免停のラインだから、かなり異常な数字なのは間違いない。

 

また、ほっしーさんの中で最も異常な体験は、買い物の意欲が以上に高まったことだという。

なんと買い物だけで月に46万円使ったことがあるそうだ。

その時に買ったモノは、

計46万4259円となる。

 

しかも、お金に余裕があったわけではなく、購買意欲が抑えられなくなり、両親に10万円借金してまで購入したという。。。

普通ではやはり考えられない行動である。

ちなみに、精神疾患の症状が重度だと買い物のために消費者金融に手を出す人も少なくないそうだ。

 

逆にうつ状態は、全く何もする気が起こらず1日中、家に引きこもりきりになるという。

何日も風呂に入らず、食事も取らず、ただ無気力で自己嫌悪に苛まれながらベッドで延々と時間を過ごす。

 

ちなみに、躁うつ病は現代の医学では完治できない病気に認定されている。

 

精神疾患者は社会適合が難しい

このように躁うつ病を患うと常人では、考えられないほど感情の起伏が激しくなるし、予測不可能な行動を起こす。

 

よく精神障害は甘えだ!」と言われることがある。

たしかに精神障害を患う人が会社に属していると仕事を休んだり、遅刻したりするケースがたびたびあるし、それはただ精神的に脆いだけのように見えるかもしれない。

 

普通に働いている人間からすると、「わたしたちは辛くても我慢して働いているのに、甘えやがって」と思われても仕方ないともおもう。

だが、ほっしーさんをはじめ、精神疾患を患うと前述したとおり、普通では考えられないような精神状態に陥る。

 

これを単に「甘え」という言葉だけで切り捨てては、一向に問題は改善されないし、精神疾患者の増大を助長するだけだ。

とはいっても、精神疾患者が普通に会社勤めをして社会に適合するのは、周囲に迷惑をかけるためぼくもかなり難しいと感じている。

 

精神疾患者が社会で生きやすくできるために重要なのは在宅勤務と障害年金の受給

それでは、どうしたら精神疾患者が社会で生きれるようになるのか?

ほっしーさんは在宅勤務と障害年金が鍵になると言っていた。

 

クラウドソーシングは精神疾患者にぴったりの仕事

ほっしーさんは現在、福岡県の実家でブログやライティングの仕事で収益を稼いでいる。

特に、ほっしーさんが強く勧めていたのがクラウドソーシングというシステム。

クラウドソーシングとは、ネットを使って不特定多数の人々に業務を外注するサービス。

 

サイトに登録すれば、常時仕事が募集されていて、自分のできる技術に応じて仕事に応募できる。

もちろん単発だけでなく、気に入ってもらえれば継続的に同じクライエントと仕事することも可能だ。

仕事内容はシステム開発、ホームページ制作、アプリの開発など様々。

 

ほっしーさんが特に押していたのはライティング。

文章であれば特段の技術もいらないので参入障壁がかなり低いからだ。

クラウドソーシングで月10万円程度稼いでる人はかなりいる。中には50万円以上稼ぐ人も。

 

クラウドソーシングはネット上で仕事もすべて完結するので人とのコミュニケーションも最低限。仕事の時間も量も自分で調整することができる。

組織に縛られることなく、自分のペースで仕事ができるということだ。

仕事の納品だけしっかりすれば、誰かに迷惑をかけることはないので精神疾患者にとってはピッタリの仕事と言っていい。

 

精神疾患者は就職がゴールになりがち」とほっしーさんはかなり問題意識を持って言っていた。

前述したとおり、ぼくは精神疾患者は、普通に会社勤めするのは難しいとおもっている。

自分がキツいだけでなく、会社側に迷惑がかかるから。

だからこそ、自分の力で生きて行く手段としてクラウドソーシングを提案したい。

 

ちなみにクラウドソーシングで有名なのはクラウドワークス ランサーズ

こちら2つが、クラウドソーシング業界では最も有名で仕事の数も多いのでおすすめだ。

 

精神疾患者は障害年金を勇気を持って受給しよう!

ほっしーさんのお話を聞き、今回のブログで一番伝えたいのはココだ。

 

正直、クラウドソーシングだけで精神疾患者全員が生きていけることは難しいとおもっている。

なぜなら、一人一人病気の症状の重さは違うし、躁うつ病のようにいつうつ状態となり、仕事に対して無気力になるか分からないからだ。

そんな精神疾患者たちだからこそ、ほっしーさんは障害年金をぜひ受給してほしい!」と言っていた。

障害年金に加入すると、3級であれば月6万円程度、2級であれば月6.6万円程度、1級であれば月8.1万程度が受給できる。

 

障害年金と聞くと、生活保護のように人々の税金で自分が生かしてもらっている気持ちとなり、受け取りにくいと感じる人も多々いるとおもう。

だが、ほっしーさんが強く伝えたいのは、精神疾患者はもう普通の人のように働くことが困難」だということ。

精神疾患者は、両親の助けによって生きていることが多い。

しかし、両親もいずれは老いる。

その時に我慢して就職しようとしても、自分を無理に追い込んで潰れてしまう可能性が高い。

 

日本は、「国民は必要最低限度の生活を営む権利がある」と定めている民主主義の国だ。

そして、必要最低限度の生活を国民一人一人に営ませるために様々なセーフティーネットがある。障害年金もその内の一つだ。

 

普通に働くことが困難な精神疾患者は障害年金を受け取る権利がある。

こういった社会保障制度を受給することの心理的ハードルはまだまだ高いが、生き残ることを何より優先させることが大事だとぼくはおもう。

 

自分をボロ雑巾のように精神的に追い込む必要も、申し訳ないとおもう必要もない。

自分が生きるために制度は利用するモノだ。 

精神疾患者には自分が生き残るための生存戦略として、障害年金を堂々と受け取ったらいいとぼくはおもう。

 

障害年金を受給するには社労士に依頼するといい

ちなみに、障害年金を得るのは、ほっしーさん曰く、クソ面倒くさいそうだ。

大量の書類作業や役所の行き来があり、相当疲弊するらしい。

しかも、障害年金の審査を一度落ちると、再審査で通る確率は極端に低くなるという。

書類の記入ミスなどがあると致命的だ。

 

ほっしーさん曰く、だからこそ、その道の専門である社労士に依頼するといいそうだ。

社労士に依頼すれば大量の書類も役所の行き来も一手に引き受けてくれる。

また、その道の専門家だからこそ、障害年金審査の突破率も当然だが高くなる。

だが、精神疾患者の多くは障害年金を社労士に依頼できることを知らないそうだ。

そして、全部自分でやろうとするから余計な大変な想いをしてる人もいるし、障害年金を受給することを途中で諦める人もいる。

 

ぼくも心掛けていることだが、自分の無知な分野は専門家に遠慮なく頼ろう。

社労士に依頼すれば、自分は必要最低限のことだけをするだけなので、面倒が少ない。

精神疾患者は社労士にぜひ障害年金の審査を依頼しよう。

ほっしーさんも社労士に依頼して障害年金の申請を行った。詳しい体験談をブログにまとめているのでぜひチェックを!

双極性障害患者が障害年金を受給するために社労士との奮闘記録まとめ | 双極性男子のあたまのなか

 

社会がより豊かになるには精神障害者に寛容であることが重要

ぼくが今回、ほっしーさんの話を聞いて感じたのは、精神疾患者の罪悪感を少しでも取り払いたいということだ。

精神疾患に誰もがなりたくてなったのではない。

しかも、精神疾患者は見た目で判断が付きにくいため、世間からの風当たりも強い。

 

だが、考えてみてほしい。

おそらく、あなたの周りにも医師の診断を受けていないだけで精神疾患にすでにかかっている人がいるとおもう。

もしくは、あなた自身もすでに精神疾患にかかっていることもありえるし、これからなることも十分に起こりうる。

特に今の仕事を「我慢」し続けて勤めている人は精神疾患になる可能性が高い。

 

もし、自分が常人から精神疾患側の立場になってしまった時に冷たい態度を取られたらきっととても辛いはずだ。

ぼくはいつ自分が精神疾患を患ってもおかしくないとおもってるので、精神疾患者にちゃんと国の補助をうけてほしいとおもうし、インターネットを活用した在宅勤務の働き方に積極的であってほしいとおもう。

 

今回のほっしさーんの話を聞いて精神疾患者の気持ちが少し理解できたようにおもう。

社会が精神疾患者に寛容であったら生きるのがラクになる人がもっと増えるはずだ。

 

今回お話を聞かせていただいたほっしーさんは最近、電子書籍双極性障害についての本を出版された。精神疾患の体験談がわかりやすくまとめられており、1時間もかからずサクッと読めるのでとてもおすすめだ。

 

また、ほっしーさんの双極性障害精神疾患について毎日ブログで情報発信しているのでぜひこちらも合わせてチェックしてみてほしい。

双極性男子のあたまのなか

 

ほっしーさん今回貴重な話を聞かせていただきありがとうございました。

国の制度を堂々と受給できる寛容な社会を創っていきたい。

 

わっしょい!