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今日はどんな本音を語ろう

オピニオン記事やライフハックを中心に様々な記事かいてます。

Today’s Real intention

Opinion and Lifehack

反省しなくていい。自分に都合よく生きないと人は自己を責め続け、いずれ自滅する。

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反省はしない方がいいです。

 

犯罪者を反省させると再犯率が高まる

「反省すると犯罪者になります」という本を読みました。

この本とても面白かった。特に以下の部分が興味深いです。

受刑者に(反省させ)被害者の苦しみを考えさせて、「自分は本当に悪いことをした」と心から悔やむことになった場合、「自分だけ生きてていいのか?」と考え、受刑者は自責の念を強めていきます。もちろん、それほどの罪深いことをしたのですから、受刑者が苦しむことは当然のことです。

しかし、更生という視点から考えると、社会に出てから可能性が高まります。なぜなら、自己イメージを低くしていくと、社会に出てから他者との関わりを避け、孤立していくからです。

そして、孤立こそ、再犯を起こす最大のリスク要因となります。

受刑者の再犯率は50パーセント近くにものぼると言われています。

どうして、そんなに再犯率が高いのか?その裏付けが上記の文章にあります。

社会では、何か悪いことや失態を犯してしまった時に「反省をさせること」が当然という風潮があります。

それは周囲が納得するために必要なことなのかもしれません。

が、問題なのは反省をさせたことで当の本人が自分を責め続けることです。

自分を責め、自己肯定感を失った人間は周囲から孤立していき、いずれ自暴自棄になり、再び同じ誤ちを侵すのです。

それが結果的に高い再犯率を維持し続けるという悪循環につながっている。

 

大事なのは、周囲が「この人は反省した」と納得することでしょうか?それとも本人が同じ過ちを起こさせないためにも根本的な問題解決に目を向けることでしょうか?

ぼくは後者を選びます。

そして、そのためには反省させるという行為を捨てなければなりません。

受刑者を例に挙げてしまったので身近な感じがしないかもしれません。

ですが、仕事をしていても誰かと一緒に生活していてもこんなことってよくありますよね。

仕事に遅刻しただけで執拗以上に反省させる上司がいたり。

 

少し前にマクドナルドでお茶していたんですが、すぐ近くで親子が勉強をしていました。

その母親が子供が問題を間違える度に、「どうしてこんな問題も解けないの」と叱責していたのです。

その母親の叱責に怯えて、子供は何度も「ゴメンナサイ」と謝り続けていたことにぼくは胸が苦しくなりました。

あの子供は自分の心の中で1日何回反省を繰り返し、できない自分を責めているのだろうと。

この子供の未来に不穏な匂いを嗅ぎ取ったことは否めません。

こんなことが自分が見えない所でたくさん起こっています。

 

反省せずに自分の都合のいいように考えること

ぼくはプロフィールにもかいていますが、昨年まで政治家を志していたのです。

しかし、たくさんの応援してくださった皆さんがいたにも関わらず、なんと選挙にビビって九州まで逃亡してしまったんですね。この時は人生最大級の醜態をさらしました。

ぼくはこの醜態をしでかしてしまって以降、何度も何度も自分を責め続けました。

しかし、ある起業家の方が「決して惨めになるな」と言ってくださって、時間はかかりましたが徐々に「自分を責めるのを辞めよう」と心を促したのです。

それは「自分の都合のいいように考えるように思い込みまくった」ということです。

 

ぼくの場合、「政治家になることから逃げたからこそ、こうやって今、ブロガーとして活動できている。

そして、ブロガーになったことによって今まで知り合えなかった素晴らしい人々とも関わることもできた。あの経験がぼくをもっと進歩させてくれた。」

こんな風に思い込んで、今はその思い込みの方が当然だとおもっています。

ですから、政治家から逃げたことを現在は全然悔いていません。

もし、ぼくがあのまま自分を責め続けていたとしたら、確実に他者との関わりを避け、周囲から孤立してただろうと思います。

それこそ、犯罪者になってもおかしくなかったかもしれません。

 

人は誰もが過ちを侵します。

人間は失敗するようにできている生き物だからです。

だからこそ、その失敗を悔いたり、悔いさせたりするのは違う。

 タモリさんが「笑っていいとも」を32年もの長きに渡って継続できた大きな要因に「反省しなかった」ことを挙げています。

反省しない、させないことによって、タモリさんを含めたスタッフ陣は自らを責めることなく、常に自由な発想を持ち続け、様々な斬新な企画を立ち上げることができた。

それが長寿の要因になったのです。

 

自分の都合のいいように生きていい

人はもっと自分の都合のいいように解釈して生きていいのです。

自分の都合の悪い人と関わらず、自分の都合のいい人と一緒に時間を過ごした方が楽しいし、生産的です。

実際、ぼくはそうしています。

あなたを執拗に反省させようとする人とは関わらなくていいんです。

そして、あなた自身も何か失態を起こした時に、自分を執拗に責め続ける必要はありません。

反省せずに、自分の都合のいいように考えることは生き続けるための生存戦略です。

もし、あなたが過去にいじめられたことや何か忘れられない失敗があったとしたら、それらは「無かったこと」にしていいのです。

「ぼくはいじめられてない、ただちょっとからかわれてただけだ」と自分の都合のいいように捉えて思い込むとよろしいですよ。

 

人は弱い生物です。

自分の精神が崩壊しそうな現実にぶつかった時、余りに直視しすぎるといずれ自滅します。

執拗に反省せずに、自分の都合のいいように生きていくことは本当に生きていく上で重要なんですよ。

自分に都合よく生きてください。

そっちの方がラクに生きていけるし、何より楽しいです。

 

はじめに紹介した「反省させると犯罪者になります。」は犯罪者を事例に取り上げたモノですが、内容もわかりやすいですし、自分の身近なことに捉え方を変えるととても興味深い本です。

反省しないことがどれだけ重要か理解できますし、犯罪を犯すことがいかに身近であることかも分かります。あなたの視野を広げてくれるおすすめの一冊です。

 

わっしょい!