ぼくカレーあんまり好きじゃないんですよ。
石川県出身でもカレーが好きじゃない人はいる
ぼくは石川県出身なのですが、石川県って「金澤カレー」が全国的にも有名でカレー店がたっくさんある県なのです。
「ゴーゴーカレー」と聞けばみなさん知ってますよね。
石川県=寿司、カレーというくらいイメージが浸透しています。
っで、この前、石川県の友人と渋谷を歩いてたんですが、その時に友人から「カレー食べない?」と持ちかけられまして、ぼくは即「カレー好きじゃないから無理。」とお断りしたんです。
そしたら、「石川県民のくせにカレー好きじゃないとかありえない!」とドン引きされました。
ぼくはそれに完全に「???」が点灯したのです。
いやいやいや、ちょっと待ってくれ!と。
大阪府民がみんなたこ焼き好きなわけじゃないし、広島県民がみんなお好み焼き好きなわけじゃないし、福岡県民がみんなラーメン好きじゃないし、京都府民がみんな八つ橋が好きなわけじゃない!
というか、京都府民なんてみんな八つ橋全然食べてないじゃん!!!
確かに高校時代とかみんなこぞってCoCo壱番屋に行ってカレー食べてたなと思い出します。
しかし、ぼくはその時も行ったことないんですよね。
給食のカレーはなぜか好きだったけど、お店に行ってまでカレーを食べようとはおもわなかったんです。
勿論、20歳過ぎてカレー屋に何度か行ったことありますし、カレー屋さんによくある大食いチャレンジにも実は挑戦したことがあります。(全く食べ切れなくて完敗でした。)
ただ、それらの経験を経て、カレー屋に行くよりもぼくはハンバーガー屋さんやそば屋さんとかに行きたいんですよね。カレー本当にそこまで好きじゃないんですよ。
ぼくが伝えたいのは、「石川県出身=全員がカレー好きなわけではない」ということだけです。
そして、それで「ドン引きされる意味が分からない」ということも合わせて伝えたい。
ぼくはそういう固定観念という名の「思い込み」に問題提起します。
人にはそれぞれの食の好みがあるじゃないですか。
石川県のカレー好きの皆さんこんな人間もいるとどうかご理解ください。
また、社会にはこれと似た様な決めつけってたくさんあるんですよね。
東大生=仕事ができる、すごい!とか、イケメン=無口とか、アスリート=健全な人である、みたいな感じですね。
そうやって勝手に自分の固定観念にはめ込んで、自分のイメージと違ったらガッカリして、ドン引きしてる人って多いじゃないですか。
固定観念を捨てよ!
ぼくは固定観念は極力持たないようにした方がいいとおもうんですよ。
固定観念を持つと視野が狭まって、相手の気持ちを理解しにくくなりますからね。
固定観念を捨てて、その人のありのままを受け入れる度量を持てと。
人には思いもよらぬ変な特徴がたくさんあるんです。
それが垣間見えても受け止めれる人ってぼくは素敵だとおもうし、人間的な器の大きな人だと感じてます。
他人の価値観の違いを受け入れれることはこの多様性が求められる社会において、とても重要なことなんですよ。
というワケで、石川県民だからってカレー好きじゃない人もいますので、どうかご理解ください。
大阪府民でお喋り下手な人なんてゴマンといるじゃないですか。
わっしょい!