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今日はどんな本音を語ろう

オピニオン記事やライフハックを中心に様々な記事かいてます。

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【書評】岡本太郎・敏子著「愛する言葉」。究極の優しさはいのちを預けること。

オピニオン オススメ本

岡本太郎、敏子著の「愛する言葉」を読了しました。

愛する言葉

愛する言葉

 

 

これはシンプルな言葉集なんですが、もうヤバいですね。

出てくる言葉一つ一つに意志と情熱がザワザワっと吹き荒れてます。

 

もうこの二人の恋愛観、いや恋愛って言葉じゃ括れない「世界観」は常軌を逸してるんです。

ここまでお互いを信じて突き進んで来れたら、どれだけ刺激的で、面白い人生なのかとおもっちゃいますよ。

 

みなさんの今までの男女の常識を壊してくれる本ですね。

 

ぼくが特に刺さった言葉をご紹介。

いのちを預ける

太郎:ぼくの場合、愛は全て闘いだった。

敏子:いいじゃない、傷ついたって楽しかろうと苦しかろうと、それが人生なんだもの。

 

太郎:本当に一度でも、人生で心の触れ合った人間がいたら、

そのために死んでもいい。

敏子:究極の優しさはいのちを預けること。

 

「この人の為にいのちをあずけてもいい」そうおもったことがある人がどれだけいるでしょう。

「この人に出会えたから死んでもいい」そうおもえた人はどれだけいるでしょう。

 

「この人でいいか」じゃきっとそんなに相手をおもえません。

「この人じゃなきゃダメ」でも視野が狭すぎて、きっと思えても一時のモノでしょう。

「この人がイイ」と心からおもえること。

いのちを懸けれる相手、いのちを預けれる相手がいることほど、嬉しいことがあるでしょうか。

 

いくつになっても若気の至り

太郎:人は自分にないもの、むしろ反対のものに惹かれるんだ。

敏子:「恋なんて若気の至りだ」とか。

「いまさら、そんな」とか。なぜ?

八十や九十になって若気の至りをやってはいけないの?

 

太郎:ためらい、投げ出し、そしてまともに自分の行為に対して、

悪びれない女性。そう人こそ、

いじらしく、可愛らしく、また頼もしい。

敏子:戦っている男、

あるいは戦場に出て行こうとしている男こそ、最高に色っぽいのだ。

 

 人は、年齢を言い訳の材料にします。

「もう若くないから」、「この年齢で始めるなんてもう遅すぎる」。

年齢を肯定する理由に使うのは素晴らしいですが、年齢を否定の材料に使うのは違うなとぼくはずっとおもってました。

 

「八十や九十になって若気の至りをやってはいけないの?」

敏子さんのこの言葉は、ぼくにとても響いた言葉でした。

「年齢なんて関係無いよね。」心からそうおもえたのです。

 

戦っている男が色っぽい。これは男子からしても嬉しい言葉です。

仕事で戦っている人がぼくも「カッコイイ」とおもいます。

「男子は仕事に没頭すべし」。そうなると自然と色っぽくなる。

 

いつだって女が支えてるんだ

太郎:どんな女でも、底の底ではあったかく美しい。

許して包み込んでくれる。性悪女でも、意地悪婆さんでも、女はあったかい。

敏子:「愛してる」なんて言われたことなんて、一度もなかった。

でも、わたくしにはちゃんとわかってた。

 

太郎:彼女を助けたいと思うんだったら。そのことに集中すればいい。

全身をなげうって。

敏子:太郎さんが男女っていう素敵な字を書いたの。

男と女がくっついてひとつになってるんだけど、男が上。

だから「やっぱり男が上なのね」と言ったら、

「そうだよ、いつだって女が支えてるんだ」って言うのよ。

ちゃんとわかってらっしゃる。

 

男女に上も下もありません。

ただ、向き不向きはあるとおもってます。

男子は仕事が好き。女子は支えるのが好きなのです。

 

男子を仕事に向かわせる一番の動機は、女子のエールがあってこそ。

岡本太郎が言った「いつだって女が支えてるんだ」は、敏子さんに後押しを常に受けていたからでしょう。

男子は女子の優しさに触れて、女子に肯定されてこそ生気が湧いてきます。

 

うーーーん。シビれる言葉ばかりですね。

他にもイイ言葉がたっくさんあるんですよ。

この本は、言葉集なので誰でも読めます。

一度読んだら、何度も読み返したくなります。

 

特に、ぼくは男子だからか敏子さんの言葉に響いちゃうんですよ。

敏子さんは「わたしほど幸せな女はいない」と生前に言い切ったそうです。

岡本太郎がどれほどの男だったか、この言葉が全て証明してるじゃないですか。

しかし、岡本太郎には同じ男子として「負けたくない」と思っちゃいますね。

それだけ男子から見ても魅力的ってことです。

 

この本は男女の世界観が短い言葉で秀逸にまとめられてます。

あなたの視野をドカンと広げてくれるでしょう。

手にとって読んでみてください。

パワーが溢れてきますよ。

 

ワッショイ!