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今日はどんな本音を語ろう

オピニオン記事やライフハックを中心に様々な記事かいてます。

Today’s Real intention

Opinion and Lifehack

家入一真「我が逃走」感想文

オピニオン ライフハック オススメ本

今日発売した連続起業家 家入一真さんの「我が逃走」を読了しました。

 

はじめに、今回のタイトルを「書評」ではなく、「感想文」にしたのは理由があります。

ぼくは書評記事をかくときは、必ず本文を抜粋してそれに対しての自分なりの意見をかくのですが、今回の我が逃走では、どこを抜粋していいか分からなかったのです。

こんなことは初めての出来事で驚いています。

こうなると何ていうか書評というより、感想文の方が近いとおもったのでそうしました。

 

この「我が逃走」は家入さんの設立したpaperboy&co.(通称ペパボ)が東京に進出してから、ペパボが上場し、その代表を退き、現在に至るまでのストーリーが描かれています。

 

本を読み終わっての所感は10年間でこんなに多くのことを経験している人ってナカナカいないよなってことです。

ペパボ上場、半年も経たないうちに代表を退き、カフェ経営に注力、数十億円ものお金を2年間で使い果たし、ハイパーインターネッツを設立しクラウドファンディング「CAMPFIRE」開始、Liverty設立、Studygift 炎上、BASE設立、都知事選出馬。

 

一般の自叙伝なら一つの会社に土着して苦悩や成功を描いた物語になるでしょう。

この本にかかれてる内容は一人の人間の人生とはとてもおもえません。

約330ページの中で、恐ろしいほどのスピード感で物語が移り変わっていきます。

 

家入さんはこのことを本書で一言で表しています。

「思えば遠くへ来たもんだ」

 

この本を読むと「挑戦」に躊躇してしまっている自分がちょっとバカバカしくおもえたり。

一つの価値観にしがみついてることが「あれ?もっと広い視野で考えたらいいんじゃないか?」とおもえたり。

悩んでる自分が、「いや、もっと壮絶な人がここにいるわ。」と救われた気分になります。

 

家入さんは貧乏、引きこもり、起業、上場、数十億ものお金を手にする、数十億のお金を0にする、人が離れる、優秀な人間が集まる、結婚、そして離婚。

人が一度は経験したいことも、人が二度と味わいたくないようなことも、あらゆる明と暗ことを経験しています。

 

何が人間にとって幸福なんだろう?とこの本を読むと考えさせられるんですが、それさえも無駄な気もしてしまいます。

なんというか結局は、自分の直感に基づいて動いていく先にしか何も見えて来ない。

それを家入さんが自分の人生を丸裸にして教えてくれてるんですよね。

 

家入さんは「居場所」をキーワードにしてひたすら自分の直感に従いながら、やりたいことをただただやってきた。

それによって現在の「人間 家入一真」がある。

そして、これからもドンドン今の自分を脱皮し続け、動き回り、時には引きこもったりするのでしょう。

 

ぼくは実際に家入さんの講演会を主催して、家入さんブッチ(ドタキャン)も経験しました。

しかし、そんな出来事も今は思い出のように愛しくおもえます。

家入さんが都知事選に出馬表明した時は、興奮していても立ってもいられなくなりました。

 

家入さんには「これからこの人はどうなるんだろう?」とおもわせる魅力があります。

そして、その魅力こそが家入さんから目を離せなくするのです。

 

松山大河さんの最後の解説が家入さんのことをよく表しています。

家入さんは、たしかにルーズなところがあります。

でも、そこがかえってまわりの自主性を高める効果を与えています。

たとえば会社に来ないことが多いので、彼らはある時点から「社長が来ないならば来ないなりに会社をどうしようか」ということを考えます。

二十二歳ぐらいの若者に、そんな権限を与えるなんて普通はあり得ません。

でも、家入さんはそういうことをしてしまうのです。

それが、彼の周囲で若者が育つ秘訣でもあるのでしょう。

 

家入さんは「優しい人」です。

誰に対しても、とても優しい。

誰も拒絶しないし、受け入れることができます。

これは、彼の最大の武器だと言ってもいいでしょう。

悩みを抱えている人のヒーローになり得る存在だとぼくは思っています

 

 ぼくが政治家を志したものの選挙にビビって九州に逃亡した時も家入さんが心配して連絡くれました。

ぼくとは連絡をそこまで取っいたワケでもなかったのに、家入さんは肝心な時に手を差し伸べてくれる人です。

 

家入さんを「お金」で見た人は離れていったかもしれないけれど、家入さんという「人間」に魅力を感じた人はたとえ会ってなくても離れてないんだとおもいます。

 

「我が逃走」では家入一真さんの人間っぽさがありありと綴られてて、ぼくは夢中で読みふけってしまいました。

 

読み終わった後に、胸がザワザワと高鳴る。

「思えば遠くへ来たもんだ」

そうおもえるような人生を自分も歩みたくなる衝撃作です。

 

ワッショイ!