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今日はどんな本音を語ろう

オピニオン記事やライフハックを中心に様々な記事かいてます。

Today’s Real intention

Opinion and Lifehack

スティーブ・ジョブズ失われたインタビュー。優れた芸術家は真似る。偉大な芸術家は盗む

ライフハック 書き起こし

スティーブ・ジョブズがアップル社から追放され、再度社長として就任する1年前のインタビューの書き起こしです。

 

ジョブズが考える情熱のあるチームとは?

優秀な人間とは?

コンピューターの未来をどう予測していたのか?

 

この文章を読めば分かります。

スティーブ・ジョブズ 1995〜失われたインタビュー〜

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男性インタビュアー(以下、男):それはともかく、AppleⅡは驚異的な成功を収めたね。アップル社は瞬く間に成長し株式公開を経て君らは富を得た。

大富豪の気分は?

 

スティーブ・ジョブズ(以下、ス):興味深い体験だったよ。23歳で資産は100万ドル以上あり、24歳になると1000万ドル、25歳で1億ドルを超えた。

でも、お金が目的じゃないから重要とは思わなかった。

 

たしかに資金があれば可能性が広がる。短期間に儲けが出ない事業にも投資できたりね。

だが、あの時の私にとって一番大切なのは会社であり、人や自社の製品だった。

製品を使うことで人々が何をできるかとかね。

株だって売らなかったし。将来、必ず成功すると確信していたんだ。

 

そうだな。私がアップル社を去った後、スカリーは深刻な病に侵された。

同じ病気にかかった人を見てきたが、彼らは、アイデアを出せば作業の9割が完成だと考える。

そして考えを伝えさえすれば、社員が具体化してくれると思い込むんだ。

 

しかし、スゴいアイデアから優れた製品を生み出すには、大変な職人技の積み重ねが必要だ。

それに製品に発展させる中でアイデアは変容し、成長する。

細部を詰める過程で多くを学ぶし、妥協も必要になってくるからね。

 

電子、プラスチック、ガラスそれぞれ不可能なことがある。工場やロボットだってそうだ。

だから製品をデザインする時には、5000のことを一度に考えることになる。

大量のコンセプトを試行錯誤しながら組み替え、新たな方法で繋ぎ、望みのものを生み出すんだ。

 

そして、未知の発見や問題が現れるたびに全体を組み直す。そういったプロセスがマジックを起こすのさ。

最初の時点でも良いアイデアだが...。

 

成功を信じて突き進むチームを見て思い出すのは、子供の頃、近所に住んでいた老人のことだ。

妻に先立たれた80代の男性で見た目が少し怖かった。私は芝刈りのバイトか何かで彼と知り合うようになり。

ある時、ガレージで古い研磨機を見せられたんだ。

 

モーターとコーヒー缶をバンドで繋げたものさ。

それから裏庭に出て、一緒に石を集めた。何の変哲もない石だよ。

彼は石をいくつか缶に入れ、何かの液体と砂粒を加えた。

そして、モーターを動かすと、「明日、また来い」と言うんだ。

缶は激しく音を立てていたよ。

 

翌日、彼を訪ね、缶を開けてみると、驚くほど美しく磨かれた石が出てきたんだ。

缶に入れた時はありふれた石だったのに。

石がこすれ合うことで摩擦や騒音はあるが、それで美しく磨き上がる。

私にとっては、この体験こそが情熱を持って働くチームの象徴なんだ。

 

ズバ抜けた才能を持つ者が集まって、ぶつかり合い、議論を戦わせ、ケンカして怒鳴り散らす。そうやってお互いを磨き合い、アイデアをも磨き上げて美しい石を創り出す。

これは説明するのが本当に難しい。1人での力ではないしね。

私はシンボルにされているが、Macの開発はチームの努力の結果だ。

 

真に優秀な人というのは、自分が優秀と知っているから褒めてやる必要はない。

一番大事なのは、仕事の内容だと分かっているんだ。

だから、担当するパートを確実に達成することが求められる。

周囲の人間が、真に優秀で頼れる人に与え得る重要な助言がある。

それは彼らの出来が悪い時、きちんと指摘やることだ。

 

理由を明確にして説明し、軌道修正を促してやるのさ。

彼らの能力を疑っているように思わせてはいけない。

だが、その仕事に関しては、目標に貢献できていないと分からせる必要がある。

簡単じゃないよ。

 

それでも私はいつもダイレクトに伝えてきた。

本当にデキる人たちは、それが有益だったと言うはずだ。

耐えられないって人もいたけどね。笑

 

私は自分が正しいかにこだわらないタイプでね。

成功すれば何でもいい。

多くの人が知っているが、私は何かを強く主張していても反対の証拠を見た途端、180度意見を変える。

そんなのは構わない。実際、私はよく間違うが、最後の決断が正しければいい。

 

男:今から10年後はどうなっていると思う?

開発中の技術におけるビジョンは?

 

ス:注目すべきは、インターネットとウェブだね。今この業界で熱いのはオブジェクト指向とウェブだ。

ウェブの登場によって私たちの夢が実現する。コンピューターが単なる計算機から脱却し、コミュニケーションの手段となるんだ。

それを可能にするのがウェブさ。しかもマイクロソフト社の所有じゃない。

だから革新が期待できる。ウェブは今後の社会に多大な影響を与えるだろうね。

 

現在のアメリカでは通信販売のシェアは2割弱だが、すぐにそれがウェブに移行し、何百億という規模に成長する。

顧客に直接販売が可能な究極のルートだよ。それに世界一小さな企業も、ウェブでは大企業になり得る。

だから、10年先の未来から今を振り返った時、ウェブの登場が歴史に刻まれていると思うんだ。

 

コンピューターの社会的地位を確立する。これからパソコンの世界に驚くべき変化が起こり、新しい命が吹き込まれる。

とにかくスゴいことになるよ。

 

子供の頃雑誌である記事を読んだんだ。様々な動物の移動効率を計測したものでクマやチンパンジー、鳥や魚などが載っていた。

1キロあたりの消費カロリーをヒトも含めて比較していて、1位を獲得したのはコンドルだった。万物の霊長のはずのヒトは下から3分の1あたり。

だが、誰がひらめいたか自転車に乗った人も測られた。

コンドルなんて蹴散らしてたよ。笑

この記事に私は強い衝撃を受けた。

 

人間は道具を作ることによって生まれ持った能力を劇的に増幅できるんだ。

 「パソコンは脳の自転車」と広告を出したことすらある。

これまでの歴史を通し人類が発明したものの中で、コンピューターが一番それに近い重要性を持つ。私はそう確信している。

我々が生み出した史上最高の道具だよ。

私は本当に幸運だと思う。この発明品の創成期と言える今の時代にシリコンバレーという絶好の土地に生まれたんだ。

 

ロケットを打ち上げてすぐの頃は少し方向を変えるだけで後に大きな違いとなる。

今はまだその初期段階だから、正しい方向に動かせばもっと良いものになるはず。

進化していくにつれてね。今までに何度かそういう機会があったが、その時の満足感は格別なんだ。

 

男:方向を見定めるには?

 

ス:それは、正しい方向かはセンスがあれば判断できる。

人類が生み出してきた優れたものに触れて、自分のしていることに取り入れるんだ。

「優れた芸術家は真似る。偉大な芸術家は盗む」さ。

私たちは良いアイデアを恥じることなく盗んできた。

 

Macが素晴らしい製品になった理由の一つは、コンピューター科学で屈指の知識を持つ人材が音楽や詩、芸術、動物の歴史の知識も持っていたことだ。

コンピューターのない時代なら別の分野で活躍していたはず。

彼らは、それぞれが持つ知識をMacに注ぎ込んだ。非常に文化的な行為だったよ。

空気感というかな、何と表現すべきか...。

文化的な姿勢でMac開発に取り組んだんだ。別分野で触れた最高のものを伴ってね。

視野が狭いとそんな風にはいかないだろう。

 

私がともに仕事をした真に優秀な人々は、コンピューターを作るのを目的とはおもっていない。手段になるから作っているだけだ。

他の人と共有したい感情をうまく伝えようとする時、最も有効な媒体がコンピューターなんだよ。

分かるかい?

もっと昔だったら、別の人生を歩んだろうが、今の時代に生まれた彼らはコンピューターと出会った。

そして、みんな気づいたんだ。「自分の言いたいことが、この機械なら表現できる」とね。

まとめ

・情熱を持ったチームはぶつかり合い、議論を戦わせ、その過程でアイデアを磨き上げる

・真に優秀な人間は自分が優秀と知っているから褒める必要はない

・優秀な人間には、彼らが出来が悪いときに指摘してやること

・自分が正しいかにこだわらない。チームとして最後の決断が正しければいい

・人間は道具を作ることによって生まれ持った能力を劇的に増幅させる

・優れた芸術家は真似る、偉大な芸術家は盗む。

 

ワッショイ!