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今日はどんな本音を語ろう

オピニオン記事やライフハックを中心に様々な記事かいてます。

Today’s Real intention

Opinion and Lifehack

小学校の読書感想文は銅賞だった。それでも文章をかくのが好きだから

ライフハック オピニオン

みなさんも小学生時代に読書感想文があったのではないだろうか?

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ぼくの小学校は田舎で人数がとても少なく、男女合わせて19人の1クラスのみだった。

そんな19人の中でもコンクールがあって誰が一番、二番かと順位を競い合う。

読書感想文もその一つだ。

 

ぼくは普段から漫画ばかりかいてる兄の影響からか、文章をかくのが好きだった。

自分でノートにストーリーを作り上げ、思い思いにかいていく。

当時はファイナルファンタジードラゴンクエスト、ロマンシング・サガなどロールプレイングゲームが大流行していて、ぼくもそれにハマりまくっていた。

だから、かく物語もやはり冒険モノだ。

 

とはいっても、内容は酷い。

ドラゴンクエストは名も無い一般人に生まれた少年が、あるキッカケで勇者となり、世界平和を実現する為に魔王を倒す為の旅に出る物語だ。

その過程には幾多の魔物との壮絶なバトルがあり、その経験を経て勇者はどんどん逞しく成長していく。

その成長している過程がロールプレイングの醍醐味でもあるとおもう。

 

しかし、ぼくのかく物語は、名も無い少年が、父に「オマエ勇者になれ!」といきなり命令されて家を追い出さられ仕方なく勇者になる。

出だしから本当に酷い。笑

 

そして、何が酷いって、数ページ後にはもう魔王と闘っているのだ。笑

勇者の生まれた村の「隣」に魔王の城があるような感じである。

もはや過程もクソもあったもんじゃない。ロールプレイングの醍醐味も台無しで面白くも何ともない。

おそらくぼくの心中には、弱い自分が嫌で、強くなる過程も面倒臭くて、手っ取り早く強くなって目立ちたいという願望があったのだろう。

それは正しく、まだまだ幼くて早く大人に成りたいと、キラキラした世界に憧れる少年心をそのまま反映していた気がする。

 

そんなアホな物語をかいててもぼくは文章をかくのが好きだった。

小学校4年の頃だったろうか。読書感想文のコンクールにぼくは本気で金賞(一番)を狙いにいった。

理由ば、単純に目立ちたかったのだとおもうし、何かの称号が欲しかったのだとおもう。

 

何を題材にしたかもはや覚えていながいが、記憶が正しければ乙武洋匡さん著の「五体不満足」だ。

読書感想文は原稿用紙に4枚以上かくことがルールだった。

ぼくは必死に感想を絞り出し、かきまくった。

その数は、原稿用紙12枚にも及んだ。規定の3倍もの数だ。

 

ぼくは、自信満々に先生に提出した。

これだけがんばった人間は、ぼくしかいないだろうという自負があったからだ。

 

数週間して読書感想文の結果が出た。

結果は、銅賞(3番)だった。

ぼくはその時、とてもショックだった。

どうして、あんなにがんばったのにぼくが3番なんだとおもった。

実際ぼくのように12枚も原稿用紙にかいた人間は他にいなかった。

しかし、先生が観ていたのは単純な量ではなく質だった。

当たり前の話ではあるのだけれど。

 

量は少なくとも、ぼくより繊細に痛烈に人に伝えることが長けてる人間がいたのだ。

わずか19人の中での競争でも、やはり才能ある無しはこのように露呈される。

ぼくはこの時に努力しても報われないことがあるんだと自覚した。

そして、自分の文章力の才能が無いことも悟った。

 

でも、ぼくは今こうやって文章をかいている。

おそらく、この時の経験がとても大きい。

あそこで金賞をもし取っていたらぼくは満足して、途中でツマらなくなって文章をかくのをやめていたかもしれない。

あの時に銅賞だったからこそ、その時のコンプレックスが忘れられず、今こうやってブログを使って文章をかいている。

しかも、ぼくはそれを仕事にまでしようとしている。

 

それは文章をかく才能が無いのが分かっているからどこまでやれるか挑みたいという好奇心がある。

そして、才能のある無いに関わらずぼくが文章をかいて人に伝えるのが好きだからだ。

 

文章をかくのが上手くても、文章をかくのが好きとは限らない。

文章をかくのが下手でも、文章をかくのが好きな人間もいる。

 

20年以上の時をまたいで文章をかくのを再びはじめた自分。

それを客観的に見ていると、もしかしたら「才能が無い」のも一種の「才能」なんじゃないかと今は思い始めている。

 

ぼくは文章をかくのが好きだから。

 

ワッショイ!